理想の爪の長さ
- Eita Kitazawa

- 3 時間前
- 読了時間: 4分
室内で犬を飼っていると、コツコツと音がする爪の長さが気になるところかもしれません。室内のフローリングが犬にとって滑ることもあり、コツコツと音がする爪は長いのではないかと思う飼い主さんが多いです。
では、爪が長いからフローリングで滑るのでしょうか?
滑るいちばんの理由は足裏の毛になります。では、足裏の毛をカットすればまったく滑らなくなるかというと、そうでもありません。じゃあコツコツと音がしないくらいに爪を切ってみるとまったく滑らなくなるかというと、それもそうではありません。コツコツと音がしなくても滑るときは滑ります。ちなみに、コツコツと音がしないくらいに爪を短くするには爪の中の肉も切って深爪をしなくてはいけなくなるのですが、そういう深爪をすることを犬の業界では爪を詰めると言ってますが、そういうことをすることもあるにはあります。もちろん爪の中の肉も切ることになるので痛みはあるし出血もしますし、その出血を止める血止め用品も普通に売ってるしAmazonでも売っています。じゃあ深爪をしてもいいのかというと、僕の意見としては深爪をするべきではないと思っています。だって痛いのですから。
では、犬にとってベストな爪の長さはどのくらいなのでしょうか?
コツコツと音がしないくらいの爪の長さだと、爪が地面についていないということになります。そうなると歩いたときに肉球だけですべての衝撃を吸収しなくてはいけなくなります。コツコツと音がするくらいの爪の長さになると、歩いたときに肉球と爪の両方で衝撃を吸収することになるし、力学のことはよく理解しているわけではありませんが、肉球と爪でアーチ状になっているので衝撃を吸収しやすいようになっていると思われます。爪が長すぎる場合はどうかというと、歩くことにたいして支障が出てるので衝撃の吸収以前の問題になります。
爪ってほっとけばずっと伸びっぱなしになるのかというと、ふつうに歩いているのであれば爪は削れるので、爪がどんど長くなることは現実ではあまりありません。爪を切ってから1ヶ月たった状態と3ヶ月たった状態が同じ爪の長さだとしたら、そのワンちゃんは1年たとうが3年たとうが爪の長さは変わらないはずなので、爪を切る必要性はないはずです。たとえば半年おきに爪を切るペースで、そのときに少し爪が伸びているくらいだとしたら、そのワンちゃんは爪を切る必要性がない可能性があります。もし半年分爪が伸びたとしたら、ものすごく爪が長くなっていなければおかしいはずです。にもかかわらず少ししか爪が伸びていないとしたら、それがそのワンちゃんにとっての自然な爪の長さだと言えるかもしれません。
トリミングに来ていただくワンちゃんの爪は少し伸びている状態の子がほとんどです。それが1ヶ月おきのペースでも2ヶ月おきのペースだったとしても爪は同じくらい少し伸びているくらいだし、だいたい2週間以内には少し伸びた状態に戻ってしまいます。そういうことが現実なので、もしかしたらそのワンちゃんにとって少し伸びているくらいがベストな爪の長さなのかもしれないし、犬の爪ってもしかしたら本来は切らなくてもいいものなのかもしれません。
コツコツと音がするのが気になる飼い主さんは多いですが、犬にとってはフローリングの方が不自然なもののはずです。
僕の意見としては、少し伸びているくらいがそのワンちゃんにとっての自然な爪の長さでそのワンちゃんにとってのベストな爪の長さのはずです。自然な状態がベストな状態でないとしたら神さまはいったいなにをしているのでしょうか?
飼い主さんの都合と犬という生き物の都合は必ずしもおなじではありません。どこで折り合いをつけるのかは飼い主さん次第です。

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