Eita Kitazawa
- 2023年3月17日
- 読了時間: 2分

プラッキング

ジャックラッセルテリアのケリーちゃん。とても穏やかでとてもおしとやかです。かなり癒やし系のケリーちゃんです。

わが家にはワイアーフォックステリアのブリジットがいますが、ケリーちゃんはブリジットとお里が同じだったりします。

ジャックラッセルテリアは硬い毛が生える犬種で、硬い毛を維持するにはプラッキングという毛を抜く作業をすることになります。

毛を抜かずに毛をハサミでカットしていると毛が柔らかくなるのがセオリーなんですけれど、とくにワイアーフォックステリアはプラッキングせずに毛をハサミでカットしていると確実に毛が柔らかくなっていきます。でも、プラッキングをせずに毛をハサミでカットしていても毛が柔らかくなっていかない犬種もいます。犬種というよりは、そのワンちゃんによって毛が柔らかくなっていかないこともあったりします。ノーフォークテリアやケアーンテリアは、自分自身の経験上、プラッキングをせずに毛をハサミでカットしていても毛が柔らかくならない子もいました。当店はジャックラッセルテリアのご来店があまりないので、ジャックラッセルテリアはどうなるのかはわかりません。

プラッキングをやっているトリミングのお店ってけっこう少ないし、だからプラッキングはあまりメジャーな作業ではないけれど、だからだと思うけれど、都市伝説的な感じでちょっと歪んだようなプラッキングのことが広まっていることがあります。どういうことが広まっているのかは、これから僕はお風呂に入る都合があるので時間短縮のために省かせていただきますけれど、プラッキングをしたほうがいいのか、それともハサミ仕上げの方がいいのかは、それは飼い主さんの好みでいいと思います。プラッキングをすればテリアらしさがでるし、ハサミ仕上げだとテリアらしさは減るけれど、ハサミ仕上げの柔らかさはでてきます。あとは、そのワンちゃんのお里の思いっていうものがあるし、その思いを尊重したいところなので、お里によってはプラッキングはマストです。