Eita Kitazawa
- 2022年10月16日
- 読了時間: 2分

シニア犬のシャンプー

ミニチュアダックスフンドのモコちゃん。年相応に衰えてきているところはあるけれど、立ち上がれるし寝たきりではないので、とても元気なモコちゃんです。

自分自身、たくさんの愛犬を看取ってきたし、キンドルの電子書籍で『愛犬の看取り方』を出版するくらい、愛犬を看取ることを感じてきたし、愛犬を看取るということを考えてきました。著書の『１００％確実に痩せる！　愛犬ダイエット』は、埋もれちゃっていてほとんど読まれていませんが、『愛犬の看取り方』は、ありがたいことに、日々読まれています。

『愛犬の看取り方』にも書きましたけれど、犬の老い方って、どのワンちゃんにも共通するところがあって、老衰であの世へと旅だって行ってしまうときは、寝たきりの状態を通過することがほとんどだったりします。だから、立ち上がれるうちは、「まだ大丈夫」という安心感があったりするし、シャンプーが出来ること自体、「まだまだ大丈夫」だったりします。

体が衰えてきたときにシャンプーをするのはものすごく神経を使うし、負担が掛からないように可能な限り手早くシャンプーをしなくてはいけなくなります。若い頃と比べて、嫌がることが多くなったりするし、嫌がることはしないようにするから、たとえば、ハミガキをすることを嫌がるようになったとしたら、ハミガキはしないようにしたりします。

なんでもかんでも今までと同じように出来るわけではないし、そのワンちゃんによっても違いがあったりするし、その時そのときによって臨機応変に対応するようになるけれど、臨機応変ってなかなか難しいところがあって、つい以前と同じようなつもりになってしまい、「なんでこんなことを嫌がるようになっているんだろう？」って思ってしまうところだけど、でもその嫌がることを積極的に受け入れていかないと、シニア犬になったワンちゃんにどんどん負担がかかっていってしまいます。シニア犬になればなるほど、負担を少なくしていきたいところです。