犬質

Eita Kitazawa
13 時間前
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ミディアムプードルのノアちゃん。とても穏やかなおんなのこ。おしとやかなノアちゃんです。

ノアちゃんは、体は５ミリ、後肢の上だけ５ミリで他の四肢は２５ミリ、口のまわりは５ミリのバリカンでカットして、顔はアフロのスタイルです。

ノアちゃんはミディアムプードルですがサイズとしては小柄で、大きいトイプードルとおなじくらいの大きさかもしれません。小さいミディアムプードルと大きいトイプードルはミニチュアプードルの大きさになるのですが、大きさが同じでも、小柄なミディアムプードルと大きいトイプードルでは顔つきが違います。

すべての犬種には犬種標準というものがあるのですが、プードルの犬種標準に近い顔つきはノアちゃんみたいな顔つきで、シュッとしていて綺麗な感じがする顔つきがプードルの犬種標準に近い顔つきになります。SNSとかでは、口が短くシュッとしていないかわいい系の顔立ちがいいと思われているところがありますが、その顔つきだとプードルの犬種標準からはかけ離れてるところがあります。

飼う側からすると、どっちの顔つきのプードルでも関係はないけれど、繁殖する側からすると、犬種標準に近い顔つきになるように繁殖していかなくてはいけないんじゃないかと思うのですが、ブリーダーのネット広告を見かけると、口が短くてシュッとしていないかわいい系の顔つきのプードルを繁殖しているブリーダーほど高額で仔犬を売っているように感じるところがあります。犬の金額って、僕自身、いまだによくわからないところがあるけれど、真面目な繁殖をしているブリーダーは真面目な金額にしているところが多いような気がします。必要なコストとかブリーダーがふつうに生活できる収入になるような金額設定をかんがえてみても、仔犬の金額が１００万円以上になることってあるのかな？　って疑問に思う所です。高額で売られている仔犬をみると、犬そのものではなく希少価値の価値分が上乗せされていることがおおく、希少価値で何が得られるのかというと、ちょっと厳しい言い方になってしまうかもしれませんが、今風に言うと、マウントがとれるということなんだと思います。意識してマウントをとる為なのであれば高額な仔犬を飼うのはもちろんいいけれど、愛犬との充実した生活がメインの目的なのであれば、あえて高額な仔犬を選ばなくてもいいと思います。売られている仔犬をみると、犬質と金額はまったく比例してないし、高くなくても犬質がよかったり、高くても犬質があまりよくなかったりすることはものすごく多いです。愛犬との充実した生活に犬質は関係ないと思うかもしれませんが、犬質がいいほうが性格がいい子が多いし、飼いやすい子が多いのも事実です。ただ問題は、一般の飼い主さんは犬質がよくわからないので、ブリーダーの善し悪しがわからないところだと思います。ブリーダーのネット広告をみかけると、犬質重視ではないブリーダーは綺麗事が以上に多く書いてあって、犬質重視のブリーダーは綺麗事がそこまで多く書いてないような気がします。あくまでも僕の主観なので責任は負いませんが、一般の飼い主さんもほんの少し犬種標準を勉強したほうがいいと思います。プードルの性格を本当はもとめているのに、それなのにも関わらず柴犬を飼うようなことはなくなるはずです。柴犬はプードルのような性格にはならないのです。