プードルのサイズ区分の真実

Eita Kitazawa
2024年11月2日
読了時間: 2分

トイプードルのアロちゃん。フレンドリーなおんなのこ。あかるくておだやかなアロちゃんです。

トイプードルって、日本では「トイ・プードル」が正式な表記になるわけですけれど、トイサイズのプードルという意味になります。だから、犬種名として正確なのは「プードル」だったりします。

トイプードルもミニチュアプードルもミディアムプードルもスタンダードプードルもひとくくりで「プードル」という犬種で、サイズのバラエティーが４種類あるというわけです。

２０２３年の登録頭数では、トイが７７９０１頭で、ミニチュアは２３３頭、ミディアムが３０８頭で、スタンダードが２１８２頭ということになっていますが、それは血統書上のことで実測値ではないので、現実ではミニチュアがもっと多いはずです。

ジャパンケネルクラブだと、生後１５ヶ月１日以上のときの大きさで、最終的にどのサイズ区分になるのかが決定することになっています。その段階で正式にサイズ計測してもらえれば血統書上のサイズ表記の変更が可能だけど、一般の飼い主さんにとってはなんのメリットもないと思います。

ダックスフンドもそうですけれど、生後１５ヶ月１日以上のときの大きさでサイズ区分が決定するっていうことは、トイプードルになるのかミニチュアプードルになるのか、カニーンヘンダックスフンドになるのかミニチュアダックスフンドになるのかは、結果論ということになります。ミニチュアシュナウザーは、シュナウザーという犬種ではなくミニチュア・シュナウザーという犬種になるので、大きくても小さくてもミニチュアシュナウザーになります。

ということなので、大きくても小さくても「プードル」という犬種です。