Eita Kitazawa
- 2021年12月16日
- 読了時間: 3分

ビーグルのおもいで

ビーグルのうめちゃん。元気がよくっておてんばです。男の子っぽくってボーイッシュで、そんなところがかわいいうめちゃんです。

この日本では、ビーグルのサイズはひとつですが、アメリカだと、１３インチと、１５インチ、このふたつのサイズがあります。

日本のJKCという犬の血統書を発行している畜犬団体は、国際畜犬連盟、通称FCIっていうところに加盟しているので、そのFCIは、原産国のスタンダードに基づくことが基本らしいので、ビーグルはイギリス原産の犬種ですけれど、原産国のイギリスがたぶんひとつのサイズだから、それで日本もひとつのサイズになっているんだと思います。

さいきんはそうでもないような気がするけれど、２５年くらい前は、１３インチビーグルって犬の雑誌の広告によく出てたりしました。２５年前っていうと、ぼくはまだトリミング学校の生徒だったころですけれど、そのときの授業中に、女子の生徒が、「１３寸ビーグルってどうなんですか？」みたいなようなことをトリミング学校のアシスタントの先生に質問してました。そこでトリミング学校のアシスタントの先生が、「寸？　インチのことじゃないの？　江戸時代じゃあるまいし、寸はないでしょ笑」っていうように、ちょっと小バカに答えていたような気がしました。その答えを聞いた女子の生徒は苦笑いしてましたけれども。

ところがぼくは、その女子生徒がなぜ「１３寸」って言ったのか、その理由をしっていて、犬の雑誌の広告に「１３寸ビーグル」って書いてあったんですよ。だからそれをそのまんま伝えたんだと思います。ところがトリミング学校のアシスタントの先生は、どうやらその犬の雑誌をみてないらしく、「インチじゃないの？　江戸時代じゃあるまいし、寸はないでしょ笑」って小バカにしたんだと思いますが、けれどもぼくは、その光景をみて、「犬の雑誌さえみてないのにトリミング学校のアシスタントの先生をやってるなんて、この人大丈夫なのか？」って、こころのなかで小バカにしてましたけれども。

だから、そのときに、「犬の雑誌に１３寸ビーグルって書いたありましたよ！」って、その事実を伝えてあげました。って言えればいいのですが、そんなことを伝えないまま、その場をスルーしてしまったことを、ビーグルを見かけるとよく思い出します。