犬のしつけとは
- Eita Kitazawa
- 7月20日
- 読了時間: 3分
犬のこころは人間のこころと構造が違います。こころは物質ではなく形があるものではないから構造と表現するのはもしかしたら違うのかもしれませんけれど、構造と表現したほうがわかりやすいのでとりあえず構造ということにしておきましょう。
雑に説明すると、犬という存在には体と魂があって、人間という存在には体と魂、そして霊があります。霊っていうのは霊性とか精神とか自我と表現されてたりするものですが、たぶん精神がなじみ深い言葉だと思うのでとりあえず精神という表現を使っていきますが、犬という存在には体と魂があって精神がありません。動物すべてには精神が備わってないので、人間と動物の違いは精神があるかどうかなので、人間は動物ではありません。
犬のしつけでは、犬には備わっていない精神の代わりに人間の精神を使うことによってそれで犬の魂が変わっていきしつけられていきます。たとえば野犬を保護して人間に飼われるようになると、人間が精神を意識してなくても人間の精神が犬の魂に作用するので、それによって人馴れしていくのですが、適切な言葉ではないかもしれないけれど、そういうことを家畜化と言うのかもしれません。
ところで人間のこころのなかの魂と精神の区別がつきにくい所だと思いますが、詳しく説明するとなるとものすごくたいへんなことになるしそこまで詳しく説明できる実力は僕にはないので雑に説明しますけれど、好き嫌いとかうれしいとか怖いとかそういうもろもろの感情は魂の働きです。自分はこういうのが好きでこういうことは嫌いとか自分は今うれしい気持ちになっているとか今不安な気持ちに襲われているとかの感情を客観的にみている自分がいると思いますが、そういうのが精神だったりします。たとえば、好きで付き合ってた頃は恋人のことをほめていても嫌いになって別れた途端に悪口を言うのは、それは魂の働きで、嫌いになって別れた後でも別れた恋人の良いところは良いと言えるのは、それは精神の働きだと言えます。嫌いな感情があれば悪口を言いたくなるのが普通ですが、その感情を超えたところにあるのが精神なので、たとえ大嫌いでも良いところは良いと言えるのがそれが精神です。怖くても立ち向かっていけるのもそれも精神です。だから、勇気は精神の働きなのかもしれません。今はありのままがいいことだと言われている時代ですが、ありのままは魂のことを言っているはずなので、精神はどんどん衰えていってます。精神がないのが動物だとお伝えしましたが、人間がどんどん動物みたいになっていくのは恐ろしいことです。
犬のしつけは感情的になって犬を叱ってはいけないと言われています。たとえテレビのリモコンを犬が喜びながら噛んでいたとしても、魂の作用で飼い主の感情が怒りに満ちあふれていたとしても、それでも感情を爆発させずに毅然とした態度で叱らなくてはいけません。それができるのは人間には精神があるからなのです。

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