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執筆者の写真Eita Kitazawa

白内障

トイプードルのレオくん。さみしがり屋さんでとても甘えん坊です。飼い主さん以外は目に入っていないんじゃないかと思うくらい飼い主さん思いのレオくんです。


レオくんは両目が白内障で目が見えてなかったけれど、片目だけ手術して目が見えるようになりました。

今から20年くらい前に、ドッグショーに出陳しているアメリカンコッカースパニエルのグルーミングを何年かやっていたことがあるのですが、今はどうなのかわからないけれど、その当時は若年性の白内障になっているアメリカンコッカースパニエルに会う機会がなに気におおかったです。若年性の白内障って、どうやら遺伝性らしいみたいなのですが、ドッグショーに出陳しているアメリカンコッカースパニエルで若年性の白内障になってしまったとき、白内障の手術をして、そのまま内緒でドッグショーに出陳してたりすることもじつはあったりしたし、その子を繁殖に使うようなこともじつはありました。そういうことをはたから見てましたけれど、もちろんこういうことはいけないことであって、その当時のぼくは複雑なきもちになっていました。

その当時の白内障の手術って失敗した例も見たことがあって、手術してから何ヶ月か経った頃に目がおかしくなったりすることがわりとあったりしました。そういうこともあったから、レオくんは両目を一緒に手術する予定だったのですけれど、「とりあえず片目だけ手術したほうがいいんじゃないの?」と、いちおうアドバイスしてみたら、片目だけ手術することにしたみたいです。

20年前の技術と今の技術は違うから、白内障の手術もむかしと同じわけではないはずだし、成功することの方がふつうになっているかもしれないし。もし両目が白内障だったとしたら、片目だけでも手術した方がやっぱりいいと思います。片目だけが見えるだけでも、生活の質はものすごく高くなるはずです。



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