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感覚魂

柴犬の源二郎くん。元気いっぱいでとてもマイペースです。柴犬らしさのある源二郎くんです。


人間のこころというか人間のたましいは、人間が生きている限り成長していくけれど、20歳くらいまではわりと自然に成長していったりするものだけど、年を取ればとるほど意識していかなくては成長していかないものだったりします。


乳歯から永久歯に生え替わるくらい時、まあだいたい7歳くらいまでは主に体が作られていく時期らしく、その時期には天然素材で作られているような木のおもちゃとかで遊ぶととてもいいらしいです。犬の場合だと生後半年くらいの時期に乳歯から永久歯に生え変わるので、混合ワクチンを接種したら外に出してもいいと獣医さんに言われがちではあるけれど、たぶんきっと本当のところは、混合ワクチンを接種する前でも仔犬のうちに外の自然に触れた方が犬にとってはいいような気がします。


永久歯に生え替わってから思春期になるときまで、まだいたい7歳から14歳のときは主に性格が形成されていくらしく、そのときにはヒーローみたいな存在が身近にいるととてもいいらしいです。犬の場合だと生後半年から1歳くらいのあいだだと思いますけれど、犬にとってのヒーロー的な存在がなんなのかよくわかりませんが、しいていえば、穏やかで愛想がいい犬の友達が身近にいるといいのかもしれません。


思春期から大人になるまで、まあだいたい14歳から21歳のときは感情を育てる時期で、だから多感な時期だったりします。「大人なんか信用できねえよ!」っていうような時期ですから、その時期には信頼できる大人が身近にいるととてもいいらしいです。犬の場合だと1歳からということになるのかもしれませんが、犬にとっての信頼できる大人はもちろん飼い主さんのことです。愛犬から信頼される飼い主さんになってください。


21歳からは自我を育てる年齢になるのですが、動物には自我がありません。だから犬にも自我がありません。だけど犬には自我の代わりをする存在がいます。それは飼い主さんです。


はなしが変わりますが、人間の魂には、「感覚魂」「悟性魂」「意識魂」という要素があって、、感覚魂はわかりやすくいうと「好き嫌い」とか「快や不快」などを感じる魂の部分で、悟性魂は、外側に基準を置いてそれに合わせるような生き方をする魂の部分で、意識魂は、自分自身に基準を持って自分自身の基準で生きていくようなそんな魂の部分だったりします。そして、自我の作用が働くのは意識魂と悟性魂なので、犬には自我がないということは、必然的に犬のこころには感覚魂の働きしかなかったりします。好き嫌いとか快や不快の感覚にしたがって犬は生きています。だけどそれだけだと人間と一緒に生活をするには向いていないので、犬にしつけをするわけですが、その犬のしつけっていったいなんなのかというと、犬に「悟性魂」を教えているということだったりします。犬には自我がなく、自我の代わりをするのが飼い主さんだとお伝えしましたが、犬の自我の代わりをすることを、それを「犬のしつけ」と言っています。


こういうことがわかってくると、アニマルコミュニケーターの胡散臭ささが恥ずかしいくらいわかってしまい、テレビに出てくる偽物もすぐにわかるようになります。動物は自我がある人間ではありません。動物にはどうしても自我がありません。動物に自我の作用が働いていれば、きっと人間のように振る舞えるはずです。だけど、アニマルコミュニケーターが胡散臭かったとしても、それによって人間が癒やされることだってあるし、正確なことではなかったとしても、それによって救われる人がいるのであれば、それはそれでいいことなんだと思います。


今の人間は、「社畜なんてやってられねえぜ! 自分は自分らしく生きていくぜ」ってよく言ってたりします。それは、意識魂を育てていくときだからなのですが。自分らしくすればするほど個性的になっていき、個性的になればなるほど孤独を感じるようになっていくしさみしくもなっていきます。自分とは違う生き方をしている人に対して攻撃的になりやすくもなっていきます。じゃあ、悟性魂的にまわりに合わせて生きていくようにしていけばいいのかというと、それだと魂が退化することを意味しています。もっと退化すると感覚魂的になり、動物と同じ魂に成り下がってしまいます。意識魂的に生きながらも、孤独にならずに攻撃的にもならずにいられるようにするためには、相手を「理解」することが必要になります。そして、相手を理解することを、そのことを世間では「愛」と言ってたりします。動物には「愛」はありません。愛に見えるようなことをしていても、それは、好き嫌いとか快や不快がベースになっている感覚魂です。好き嫌いとか快や不快を超えている自我の作用がなければ愛と言えません。敵に塩を送ることが愛と言えることなのです。


「愛」するということは、この世の中では人間にしかできないことです。だから、生まれ持って愛を持っていない犬やネコなどに「愛」を与えるために、人間は犬やネコなどを飼っているように思えてなりません。



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