2021年5月28日読了時間: 2分

「愛」

柴犬のぼん天丸くん。いかにも柴犬らしい性格で、いかにも柴犬らしさがあるぼん天丸くん。なかなか男前です。

柴犬って、シャンプーが苦手な子がとても多かったりします。

シャンプーが苦手な子が多いから、柴犬はシャンプーが苦手なほうがふつうだったりしますけれど。

ところが世の中は、良い子がふつうなんだと思われているところがありまして、ちょっと苦手なことがあると、わりと大げさに騒がれてしまうところがあったりします。困ったものだと思われてしまうことがあるわけです。

たしかに困ることではあるかもしれないけれど、でも、シャンプーが苦手だったとしても、それが別におかしなことではなく、それがやっぱりふつうだったりします。

そもそも、「良い子」が「いい」という判断に無条件でなっているから、だから「良い子」じゃなければいけないものだと思われているのかもしれませんが、「良い子」という状態そのものには、「いい」も「わるい」もなく、人それぞれによって、その「良い子」という状態に「いい」「わるい」を判断しているところがあるわけです。

その判断をとりあえず置いといてもらえると、シャンプーが苦手という状態そのものにも「いい」も「わるい」もないわけであって、シャンプーが苦手でも、それがべつにおかしなことではなく、ごくふつうに受け入れることになるわけです。

そして受け入れることを、世間ではそれを「愛」とよんでいたりします。

そんなわけで、クサい結論のままおわりにしようと思います。