超大型犬

2021年8月19日読了時間: 3分

グレートピレニーズのハナちゃん。とてもおっとりしていて、のんびりしたテイストが漂う癒やし系。とてもおだやかなハナちゃんです。

グレートピレニーズは、大型犬のなかでも大きい部類に入る、超大型犬です。

超大型犬は、そんなに多くいるわけでもなく、ごくたまに見かけるくらいだと思いますけれど、当店では、超大型犬のご利用はまったくなく、一番大きくてバーニーズマウンテンドッグのご利用があるくらいですが、独立して２０年ほど経ちますけれども、２０年間で初めてグレートピレニーズのご来店があった感じです。独立する前の見習いの時代には、グレートピレニーズとか、ニューファンドランドとか、セントバーナードとかシャンプーしてましたけれど、それ以来くらいに超大型犬をシャンプーしたかんじです。

グレートピレニーズは、もともと番犬として使われていた犬種なので、わりとそっけないところがあってもおかしくはない犬種だったりしますが、ハナちゃんは愛想がよく、ペットとしてとても向いている性格をしています。

世界的にみると、番犬として使われることが必要な地域があると思いますが、番犬の気質があると、むしろ飼いにくさに繋がることがあります。この日本では、番犬の気質は必要ないので、番犬としての攻撃性とかそっけなさがないほうが飼いやすかったりします。人間とかも、今の時代だと、攻撃性がなくたって生きていけるし、むしろ攻撃性がないほうが、世の中がスムーズに進んでいくような気がするし、ネットとかで攻撃的な文句とかが出てないほうが、とても生きやすいような気がするところです。これが野生に近い状態で生きるとなると、狩りとかで攻撃性を発揮しなければ生きていけないところなのかもしれませんが、人間も犬も、野生からかなり離れて生きているのが現実ですから、攻撃性はとくに必要がないし、ペットで飼われる犬は、むかしに比べてずいぶん攻撃性がなくなってきた感じがします。

むかしは、グレートピレニーズのなかにも攻撃性が強い子がいたりしましたけれど、ドッグショートかでグレートピレニーズを観たりすると、ペットに向いている性格の子がいたりするので、おだやかなグレートピレニーズが多くなってるのかもしれません。