9月19日読了時間: 2分

「慣れ」

ドゥードルのAmi（あみ）ちゃん。生後10ヶ月くらいのおんなのこ。あかるくてお転婆なAmiちゃんです。

Amiちゃんはあかるくてテンションがあがりやすく、じゃっかん落ち着きがありません。まだ1歳になっていないお子さまなので、いろいろと経験しながら成長していくにつれてじゃっかん落ち着きが出てくるけれど、基本的にあかるい性格のまま成犬になっていきます。

仔犬は、初めて経験することばかりになるので、その初めての経験にテンションが上がったり、もしくは怖がったりするけれど、経験の数が増えていけばいくほど「慣れ」が出てくるので、そうなったときに落ち着きが出てきます。たとえば保護犬を飼い始めたときに、最初は怖がったりすることがあるけれど、それはただ単に「慣れ」が足りないことがほとんどなので、虐待されていたとすぐに結論づけてしまうのは違うような気がします。ペットホテルで、初めて会うワンちゃんをお預かりすることがよくあるけれど、そのワンちゃんにとっては初めての場所で初めて会う人に世話をされるわけだから、怖がるワンちゃんの方が多いです。それもただ単に「慣れ」の問題です。人間だって、たとえばマッチングアプリで初めての場所で初めて会う人には警戒することがあると思うけれど、それも同じ理由です。その人のことがわかってくると、安心感が出てきて落ち着いてくるはずです。逆にテンションが上がった場合でも、しばらくすると落ち着いてくるものです。

保護犬のことをSNSで見かけることが多いけれど、「慣れ」の要素が抜けてることがほとんどだし、生まれつきの性格も考慮されていないことがほとんどなので、犬という生き物の理解が今より深まれば、虐待されていたと言われることは今よりだいぶ減るはずです。世の中で言われているくらい虐待があったとしたら、世の中はもっと警戒しながら生きていかなければいけないのではないでしょうか？　でも、現実は、みなさんはそこまで警戒してないはずです。

だから、世の中は、今のところそこまで腐ってないはずです。