2021年9月12日読了時間: 3分

野生に近い犬種

柴犬の源二郎くん。けっこう野生的な雰囲気があって、わりと野生的だったりする源二郎くん。野生的だけどフレンドリーです。

動物って、野生で生きている動物もいれば、人間の側で、人間の世話によって生きている動物もいます。

野生で生きている動物は、人間を警戒するし、人間に頼ることもなく生きてたりするけれど、人間の側で生きている動物は、人間に対してフレンドリーだったりするし、人間に頼って生きている一面もあったりします。

野生動物がエキゾチックアニマルと呼ばれてペットショップで売られていることがありますが、人間に馴れている子もいれば、馴れていない子もいるけれど、仮に人間に馴れている子だったとしても、犬みたいに人間の生活に合せようとしてエキゾチックアニマルを飼うことはあまりなく、まあだいたいそのエキゾチックアニマルの習性にあわせるように飼ったりします。

さて、柴犬ですが、犬のなかでは野生の動物の近いところがあったりします。

柴犬の行動を観ていると、エキゾチックアニマルみたいなところがあって、人間に合せようとすると、うまくいかないことがけっこうあったりします。たとえば、柴犬ってシャンプーが苦手な子が多かったりしますが、苦手なことを何回も繰り返して経験していけば苦手なことが克服されると考えることができるけれども、柴犬はそうならないことがとても多く、根本的に苦手なんだろうなと思わざるをえないことがけっこうあったりします。これがほかの犬種とかになると、苦手なことを何回も繰り返して経験していくと、苦手なことを克服できたりする可能性が柴犬よりは高いような気がします。

そういうところを、「柴犬には癖がある」と表現してたりするけれど、その癖の元は、野生に近いということだと思います。野生に近いということは、エキゾチックアニマルと同じように、柴犬に合せた方がいいところがある、ということだったりします。

柴犬を飼っていて手を焼いているようなら、その子は、たぶん、野生に近い方の柴犬だと思うので、エキゾチックアニマルを飼うような感じで、柴犬に歩み寄ってみるのもいいかもしれません。