Eita Kitazawa
- 8月25日
- 読了時間: 2分

肛門腺しぼりの真実

フレンチブルドッグのデンジロウくん。元気で穏やかなおとこのこ。わりとマイペースなデンジロウくんです。

フレンチブルドッグとかの尻尾が超短い犬種って、肛門腺がうまくしぼれないことがおおく、肛門腺をしぼっても肛門腺の分泌液が出ないことがおおかったりします。

肛門腺をしぼらないと肛門腺の分泌液が溜まって破裂するから肛門腺は必ずしぼらないといけない、って世の中ではそう言われているけれど、でも、ごくふつうに考えてもらえばわかると思いますけれど、世界中には野犬と呼ばれている犬がいるわけであって、野犬は肛門腺を一生しぼることはないわけだし、それでもふつうに生きているわけだから、肛門腺をしぼらなくてもとくに問題はありません。肛門腺をしぼらないと肛門腺の分泌液はたしかにあるていど溜まるけれど、だからといって破裂することはありません。肛門腺が破裂するときって言うのは、肛門腺の分泌液が溜まっているのかどうかはまったく関係なく、肛門腺あたりに炎症が起きたときに肛門腺の破裂っていう状態になることがあったりします。だから、肛門腺が破裂したときって、肛門腺の分泌液と一緒に膿も出てきます。

そういうことなので、肛門腺をしぼらなくても健康的に問題があるわけではないし、肛門腺はとくにしぼらなくても大丈夫です。けれども、肛門腺をしぼってももちろん大丈夫です。世の中に広まっている考えが必ずしも正しいことだと言えないって言うことのひとつのいい例なのかもしれません。