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毛玉を解かすには

ドゥードルのゆきまるくん。生後10ヶ月くらいのおとこのこ。わりともの静かな感じがするけれど、ほどよく愛想がいい感じでマイペースでクールなゆきまるくんです。


ゆきまるくんは、5ミリのバリカンで体をカットして、四肢は揃えるくらいにカットしたスタイルです。ちなみに、ゆきまるくんは、ボードゥードルって呼ばれているミックス犬らしく、ボーダーコリーとスタンダードプードルのハーフ犬? らしいです。

スタンダードプードルが絡むミックス犬は、ドゥードルって呼ばれていますが、スタンダードプードルが絡むだけあって、毛がもつれて毛玉になりやすい子がおおいです。いわゆる、毛玉になるのがふつうの犬種ということになります。一生懸命にブラッシングをして毛を梳かしても、毛玉を解かせられないことがふつうだったりするのですが、よくあるパターンのひとつとして、毛を梳かしても、毛先だけが解けていて、毛の根元が解けてないことがおおかったりします。たとえば、マンガに出てくるような大きい骨付き肉があったとしましょう。その肉を焼くとなると、表面はすぐに焼けてすぐに食べ頃になるけれど、中までは火が通らずに生焼けだったりするわけです。中まで火を通すには、じっくりと時間をかけて焼かなくてはいけなくなるわけです。それと同じようなことで、毛の根元まで毛玉を梳かすには、ふつうにけっこう時間がかかったりします。トイプードルで全身毛玉だらけだったりすると、トリマーでさえ、ふつうに1時間くらいはかかります。中型犬以上の大きさになると、1時間以上はかかるし、スタンダードプードルで全身毛玉だらけだったりすると、5時間とか6時間かかってもおかしくはありません。そうなると、3万円以上の毛玉取り料金を頂かないとわりにあわなくなってしまいます。もし実際に丸一日かけて毛玉を解かしたとしても、現実は、そこまでの金額を頂けるわけではないし、トリマーが損をすることになるので、だから、そこまでの毛玉になると、「丸刈りにしましょう」っていうようになってしまいます。

毛玉を解かすのって簡単なことだと思われているところがあるけれど、毛玉を解かすのはとても難しいことです。たとえブラッシングを一生懸命にやっていながらも毛玉だらけになってしまったとしても、それはぜんぜんおかしいことではないのです。



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