11月22日読了時間: 2分

動物取扱責任者研修会

今日は動物取扱責任者研修会でした。

動物取扱業を営むには、ひとつの事業所にひとり動物取扱責任者がいなくてはいけないし、動物取扱責任者は定期的に研修会に参加しなくてはいけないので、その研修会でした。

今回の研修会は、保管業ではなく販売業とかがメインの研修会だったのですが、動物関係の法律がよりいっそう厳しくなったし、複雑になっていくし、法律をキチンと遵守するとなると、仔犬の金額が高くなっていくのも頷けるところです。イヌやネコの保護施設も動物取扱業になるので、同じことを遵守するのですが、遵守するとなると有償譲渡にならざるを得なくなるのも頷けます。

県内で、数年前に、獣医師免許がないのに帝王切開をして捕まってしまったブリーダーがいました。けっこう前のことですけれど、そのブリーダーから犬を買った方がいて、かなり安い金額だったと言ってました。やってたことがいいことだとは言えないけれど、安い金額にするにはそういうことをやらざるを得ないのも理解できないわけではありません。

保護施設からイヌやネコを迎入れたら有償譲渡だったと文句を言っているSNSを見かけたりするけれど、無償譲渡でボランティアでやっていけるのならいいのかもしれないけれど、ボランティアだけでは生きていけないのが現実です。もし、無償譲渡にするために、獣医師資格がないのに保護したイヌやネコの不妊手術をしたり治療してたりしてたとしたら、それはどこかがおかしいはずです。むしろ適正な金額を頂いた方が持続的に施設を維持できるだろうし、今で言うところのSDGｓのような気がします。

仔犬や仔ネコの金額がバカ高いのもおかしいと思うけれど、安すぎるのも同じようにおかしいとボクは思います。

今回はそういう話ではなくほとんど法律の話でしたが、法律が厳しくなって、イヌやネコにとっていい世の中になったのでしょうか？　飼い主にとっていい世の中になったのでしょうか？