2022年6月13日読了時間: 2分

レークランドテリアのカットスタイル

レークランドテリアのアダムくん。元気いっぱいでわんぱくなおとこのこ。もうちょっと落ち着いてくれるといいけれど、でも、元気いっぱいなところがテリアらしいところです。

アダムくんは、プラッキングしたあとにハサミで形を整えたスタイルになります。

プラッキングをしたあとにハサミを入れることは、タブーとされているところがあるけれど、そんなことはおかまいなく、当店では最後にハサミを入れて仕上げています。

テリアなどの硬い毛が生えてくる犬種はプラッキングをするのですが、プラッキングって言うのは毛を抜くことですけれど、毛を抜いたあとには硬い毛が生えてくるので、硬い毛が生えてくるようにプラッキングをします。プラッキングをしないでハサミで毛をカットしていくと、どんどん毛が柔らかくなっていきます。だから、ハサミで毛をカットすることはタブーとされていたりします。

ドッグショーに出陳しているテリアなんかは、毎週プラッキングをしたりするし、まめにプラッキングをするから、ハサミで形を整えないでもプラッキングだけで形を作っていくことができるけれど、でも、そのまめなプラッキングのスケジュールを一般の飼い主さんがこなすとなると、手間暇もかかるし金銭的コストもかかるし、けっこうたいへんだったりします。けっこうたいへんなスケジュールだと、やっぱたいへんなので、１ヶ月～２ヶ月に一回くらいのごく普通のトリミングのペースでプラッキングをしたほうが飼い主さんにとっては楽だし、そのペースが現実的なような気がします。

１ヶ月～２ヶ月に一回のペースでプラッキングするとなると、最後にハサミで整えた方が綺麗に仕上がるし、プラッキングだけで作り込んだ仕上げと、最後にハサミで形を整えている仕上げでは、仕上がり具合は微妙に違うけれど、でも、そこまで大差はないので、だから当店では、プラッキングをしたとしても、タブーではあるけれど、最後にハサミで形を整えています。