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執筆者の写真Eita Kitazawa

エアブラッシング

エアギターは誰にでも弾けます。ギターを弾いているフリができればいいわけですから誰にでも弾けるはずです。たとえ手がなかったとしても、足でだってエアギターは弾けるはずです。恥ずかしさがあって人前ではエアギターが弾けない、っていうことがあるかもしれませんが、ひとりのときにこっそりと恥ずかしさがありつつもギターを弾いているふりをすることはできるはずです。エアギターは誰にでも弾けるのです。


では、エアギターではなくギターを弾くことは誰にでもできるのでしょうか? ただ単に音を鳴らすだけならできるけれど、メロディーを奏でるには練習が必要になります。

では、犬のブラッシングは誰にでもできることでしょうか? ブラシを使って毛を梳かせばいいのですから誰にでもできたりします。


では、ブラッシングをして毛のもつれや毛玉を梳かすことは誰にでもできることでしょうか? 毛のもつれや毛玉を梳かすのは難易度が高く、犬の爪切りをするよりも難しいので、誰にでもできるとは言えません。ブラッシングの練習が必要になります。


ブラッシングをしても毛のもつれや毛玉が梳かせてないときっていうのは、エアギターを弾いてるのと同じようなもので、ブラッシングをしているフリになっていたりします。なぜブラッシングをしているフリになってしまうのかというと、コームで毛のもつれや毛玉が梳かせているかどうかの確認をしていないからです。ブラッシングのポイントはコームを通すことです。エアギターは見た目だけギターを弾いているように見えるのと同じように、エアブラッシングも見た目は梳かせているように見えます。ギターでメロディーを奏でられてからギターが弾けると言えるようになるのと同じように、毛のもつれや毛玉が梳かせられるようになったらブラッシングをしているって言えるような気がします。だけど、やり方がわかったところで、毛を梳かせられるようになるわけではありません。全身の毛を梳かせられるようになるために、コツコツ練習しながら愛犬の毛を梳かしていただけたらと思います。


犬のブラシにはピンブラシなどいくつか種類がありますが、毛のもつれや毛玉を梳かすにはスリッカーブラシを使います。スリッカーブラシにはピンとクッションが軟らかいソフトスリッカーと、ピンが硬くてクッションがないハードスリッカーがあります。まず、ソフトスリッカーで毛を梳かして、その次にコームで毛を梳かします。コームが通らないときは毛のもつれや毛玉がまだ梳かせられてないので、またソフトスリッカーを使って毛を梳かします。梳かしおわったらまたコームで毛を梳かしてみます。それでもコームが通らないときには、今度はハードスリッカーで毛を梳かします。ハードスリッカーで毛を梳かしおわったらまたコームを使って毛を梳かしてみます。全身の毛がコームで通るようになったらブラッシングの完了です。


左がソフトスリッカー、真ん中がハードスリッカー、右がコームです。



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