9月15日読了時間: 3分

こいぬの育て方

ポメラニアンとチワワのハーフ犬のイギーくん。生後6ヶ月のおとこのこ。いっけんおとなしいけれど、たぶんきっと内弁慶のイギーくんです。

人間のこどもが保育園に行っても、ただ単に保育園に行ってほかのこどもと遊んでくるだけのようなところがあるような気がしますけれど、まあ、実際は、もちろんそれだけではありません。じゃあ、保育園に行ったのと同じ経験を保育園に行かなくて経験できれば保育園に行かなくてもいいのかというと、それはなんか違うような気がしてしまうところかもしれません。具体的に説明できなくても、こどものこころの成長にとっては保育園に行った方がいいはずです。

では、こいぬにとってはどうでしょうか？　

自宅でシャンプーができるから、ずっと自宅でシャンプーをするのと、トリミングサロンでシャンプーをしてもらうのでは、こいぬのこころの成長としてはどっちのほうが成長できるのでしょうか？

保育園に行った方がこどものこころの成長に繋がるように、トリミングサロンでシャンプーをしたほうがこいぬのこころの成長に繋がります。

保育園に行ってこどものこころが成長しても、具体的になにが成長したのか説明できないところがあるかもしれませんけれど、だけど、保育園にただ行っただけで、あきらかにこころが成長したように感じるところがあるはずです。それと同じで、トリミングサロンでシャンプーをしてこいぬのこころが成長しても、飼い主さんにとってはこいぬのなにが成長したのかがわからないところがあるかもしれないけれど、あきらかにこころは成長します。

そもそもなぜ保育園があるのかというと、それはこどもの成長のためだと思います。こどもを成長させようと思ったから保育園というものができたのだと思うのですが、まあ最近は、親のためにこどもを保育園に行かせるという一面があるのかもしれませんけれども、基本的にはこどもを成長させるために保育園があるわけです。飼い主のためにいぬを飼っていると、そういう飼い方になるので、いぬのこころが成長していかない飼い方になります。こいぬを成長させようと思いながら飼ってみると、犬の飼い方もそのように変わっていくはずです。