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執筆者の写真Eita Kitazawa

いろんなブリーダー

ミニチュアプードルのノアちゃん。もしかしたら小柄なミディアムプードルかもしれないけれど、甘えん坊でかわいいノアちゃんです。


野菜って、スーパーで売ってたり、農家で直売されていることもあります。

その農家によっては、よりおいしい野菜になっていくように、次の種のことまで考えられているのもあるかもしれません。じっさいに農家が種を取るところまでやっているのかどうかはわからないけれど、選択して受粉していけば、理屈的にはおいしい野菜になっていくはずです。

種のことまでは考えてないけれど、おいしい野菜になるようにたいせつに育てている農家もあるだろうし、種のことも育て方もとくに気にすることもなく、おいしい野菜よりは、とにかく出荷できればいいと思っている農家もあるかもしれません。

これを犬のブリーダーに当てはめてみると、犬は、ペットショップで売られていたり、ブリーダーのところのみで売られていることもあります。

そのブリーダーによっては、より犬質がよくなっていくように次のブリーディングのことまで考えて選択繁殖をし、よさそうな仔犬が生まれたら手元に残すようにして、次のブリーディングに繋げていくようにしています。

生まれた仔犬はたいせつに育てるけれど、犬質のことまでは考えないので、生まれた仔犬は基本的にすべて手放すブリーダーもいるし、犬質はまったく考えずに、とにかく犬をブリーディングして、生まれた仔犬はすべて売りに出すブリーダーもいます。

仔犬を手元に残そうとまったく思っていないブリーダーを繁殖屋さんと呼んでいるところがありますが、ブリーダーと繁殖屋さんを分けて考えるとなると、種を残そうと思っているかどうかがひとつの違いだったりします。この基準で考えると、ハーフ犬のブリーダーは種を残すわけではないので、繁殖屋さんになるだろうけれど、でも、牧羊犬とか、犬ぞりを引く犬は、目的を持って意図的にハーフ犬を作ることもあって、そういう場合だと、繁殖屋さんとはちょっと違うかもしれません。

次の種のことまで考えている農家は、売られている野菜をみるだけで、次の種のことまで考えられて作られた野菜かどうかがわかるのと同じように、トリマーも、その子をみるだけで、犬質のことまで考えているブリーダーの元で生まれたのかどうかがわかります。ノアちゃんは、犬質のことをちゃんと考えているブリーダーのところで生まれた可能性があります。ノアちゃんの飼い主さんにお聞きしたわけではないので、もしかしたら違う可能性もあるし、もし違ったら自分の見る目がないということになるけれど、犬質がいいから良い犬というわけではないけれども、犬質がより良くなるようにしようと思っているブリーダーのほうが、僕はいいような気がします。



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